こんにちは!
日田市の工務店天領住宅です。
いつもご覧いただきましてありがとうございます。
6月になり雨の多い梅雨の季節になりました。
梅雨の時期は一日中ジメジメしますが、家の中では快適に過ごしたいですよね。
家の中で快適に過ごす為にも、湿気に強い家づくりをすることはとても大切です!
これから家づくりをお考えの方に湿気に強い家にして頂くための家づくりのポイントを、お伝えしておりますので、ぜひご覧いただければと思います!
・湿気に強い家が必要なわけとは
・注文住宅の湿気が溜まらないようにするには
・注文住宅を建てる時の湿気対策
家づくりについて
エアコン・除湿器対策
洗濯物対策
その他
・まとめ
湿気に強い家が必要なわけとは
木造住宅は、構造体などほとんどが木で作られます。木は乾燥している状態だと強度がありますが、湿った状態が続くと傷んでしまい腐っていきます。
つまり、建材の劣化につながる恐れがあります。
そして多湿な場所があると、白アリの被害にあう可能性もでてきます。
湿気をそのまま放置しておくと、カビ・ダニなどが発生し健康にもよくありません。
適切な快適に過ごせる湿度が保てる家づくりをすることで、大切な家も家族も守る事ができます。
注文住宅の湿気が溜まらないようにするには
湿気が溜まらないようにするには、湿気を調節し貯めないようにする事が大切です。
人が快適だと感じる室温と湿度が、
夏場は、室温25~28℃で湿度50~60%が理想的で、
冬は、室温18~25℃で湿度40~50%が最適だと言われています。
夏場だとエアコンの電気代が気になるけど暑いので、換気も兼ねて窓を開けてしまいますが、風が入ってくると同時に外気の空気と共に湿度も入ってくるため、お天気の良い日以外は出来るだけ窓を開けての換気は避けた方がよいでしょう。
気密性がしっかりして換気システムも整っている家であれば、外気の湿気が室内に入る事もなく、室内と外気の入れ替えがされています。
法律でも窓を閉めていても換気システムで2時間に1回空気が入れ替わるようにする事が義務付られています。
ただ、全ての施工会社が正しく気密性や換気システムを施工できるとは限らないために、多くの住宅で夏場の湿気に悩まされるようです。
冬場は、空気や室内は超乾燥状態なので気にしなくて良さそうですが、室内が部分的に湿度が高くなる場合がかんがえられます。
一番湿度が高くなりやすいのが、窓の下枠のゴムの部分です。
冬場窓の下枠の部分に結露しているのを見かけたことがあるのではないでしょうか。
その部分が局所的に、相対湿度(※)が上がる為カビが生えやすくなるのです。
(※)相対湿度とは…空気中に含まれる水蒸気の割合
冬場は窓際の10℃ぐらいまで冷え切っている場合、同じ室内であっても相対湿度が上がってしまい、湿度が70%を超えているためカビが発生すると言われています。
全館空調の家の様に、家全体があたたかいのであれば局所的に温度が低い場所は発生しませんが、人が過ごしている部屋だけを温めると、局所的に湿度が70%を超える場所が出てきてしまい結露の原因になります。
では、具体的な対策についてお伝えします。
注文住宅を建てる時の湿気対策
家づくりについて
①高断熱・高気密住宅にする
基礎や断熱そして窓の性能が高い物にして、高気密・高断熱住宅にすることで外気からの影響を受けにくい注文住宅を建てましょう。
2024年から住宅ローン減税を受けるには、省エネ基準に適合する住宅を建てないといけなくなりました。減税対象となる、長期優良住宅やZEH住宅は高気密・高断熱住宅になりますので、数十年住むこと為のマイホームですので計画的に検討してみましょう。
住宅ローン減税についてのブログはこちらをご覧ください!!
↓ ↓
https://tenryojutaku.com/2023/11/24/10508/
②第一種換気にすること最適な温度と湿度に。
現在一般的な住宅では法律で第一種と第3種換気システムが導入されています。
第三種換気は、外気をそのままの温度と湿度で室内に取り入れますが、第一種換気の「全熱交換型」などであれば一年中を通して湿度も温度も最適な状態で室内に入れる事ができるので、湿気の心配もありません。
さらに熱交換換気システムは、ウイルスや花粉も取り除いてくれるので、空気もきれいな暮らしが実現します!
ただし換気システムが付いていても、気密性能がしっかりして換気計画が整っていないと換気システムが正常に働かず空気の循環が上手くいかない場合もあるので、気密性能と換気はセットで計画することをお勧めします。
③温度が部分的に低い場所などを作らない様にする
湿気のたまりやすい間取りにしないようにする事も大切です。
風の通りや空気が入れ替わりやすい窓の位置にしたり、出来るだけ開放的な間取りにすることも検討してみてはいかがでしょうか。
➃調湿効果のある建材を使う
人が生活をするだけでも呼吸や調理中に湿度は発生します。
調湿効果のある漆喰壁や珪藻土、フローリングなら無垢材は湿気を吸ってくれるのでおすすめです!
だだし、除湿器の様に吸水する効果はないので湿気対策の一部として検討してみてください。
エアコン・除湿器対策
気密性を高めて、換気システムで湿気の溜まりにくい家を作っても生活をしていれば湿気は発生します。除湿器やエアコンの除湿機能も上手に利用していきましょう。
エアコンの上位モデルであれば再熱除湿機能のエアコンが除湿機能は高いと思います。
ただし燃費はあまりよくないようです。
上位機種だと除湿機能も良いので、梅雨は除湿運転を使い夏場は冷房運転にする、と使い分けて快適に過ごせるようにしましょう。
値段のお得なエアコンの除湿運転は、弱冷房運転が行われているので寒くならないかわりに、除湿機能も弱い可能性があるので購入の際に電気屋さんで確認をしてくださいね。
除湿器であればコンプレッサー式の物をおすすめいたします!
理由は消費電力に対する除湿量が高いからです。
ただし、エアコンと比べると除湿機能がエアコンの方が高いので、除湿器はエアコンのない部屋で使うなどして、用途によって使い分けても良いかもしれません。
洗濯物対策
梅雨時期の洗濯物は乾かずに困る方も多いかと思います。
生乾きの臭いも気になりますよね。
梅雨時期に室内に洗濯物を干すのは、除湿をしていたとしても加湿しているような状態になってしまいます。
室内もジメジメするので、洗濯物の生乾き臭を防ぐ為にも部屋干しせずに、浴室乾燥機やガス衣類乾燥機「乾太くん」で乾燥するのもおすすめです!
「乾太くん」は6㎏の衣類を1時間で乾かしてくれるので、生乾き臭の原因となる「モラクセラ菌」さえも根本から除去してくれます。
または、洗濯物を干す場所を生活空間とは分けて、ランドリールームや脱衣室にしましょう。
ランドリールームや脱衣室で洗濯物を乾かす場合は、除湿器やサーキュレーターで空気の流れを作ってあげることで、洗濯物の湿気を素早くとる事ができます。
その他
湿気の多い場所として浴室があります。
浴室は蒸気を発生しやすい箇所なので出来るだけお風呂のお湯を早く抜く、ドアをしっかり閉めて湿気が部屋に入ってこないようにする事を心がけてみて下さい。
また、窓を開けると早く換気できると思われがちですが、高気密・高断熱住宅の場合は逆に空気が上手く循環しなくなり換気効率がさがり、外からの菌が浴室に入りカビの原因にもなるので、換気扇をしっかりまわして効率的に湿気を外に出せるようにしましょう。
従来の住まい方のまま高性能住宅で暮らすと、高気密住宅を建てたとしても暮らし方によっては高気密ではなくなってしまう可能性があるので、窓を開放したままにするなどせずに高性能住宅に合う暮らし方も大切になってきます。
暮らし始める前に、施工会社に暮らし方の注意する点を確認しておくと、高機能住宅の良さを最大限に活かせる暮らし方が叶いますよ!
そして、料理する時は調理中にも多くの湿気がでるので、レンジフードはかならず動かすことをお勧めします。
まとめ
湿気に強い家づくりについてお伝えしてきましたが、いかがでしたか?
いま世界中が温暖化しています。
という事は、湿度が高く暑い日本は湿気に対しての対策が、これまで以上により重要になってくるかと思います。
これまでの湿気対策の家では、今後足りなくなる可能せいがあります。
設備を高性能にして、エアコンや乾太くんを上手く利用し湿度を最適化しながら、快適な暮らしができる家を検討してみてください。
天領住宅では、ZEH住宅を標準仕様にお客様が一年中快適に暮らせる注文住宅を施工しております。
365日を通して、心地よい温度と湿度を保ちさらに床に溜まりやすい汚れた空気を床に設置した排気口から効率よく外へ排出します。大人に比べると床に近い小さなお子様にも安心な家づくりを心掛けております!
弊社モデルハウスは日田市と中津市にございます。
内覧見学は随時受け付けておりますので、お気軽にメールやお電話にてお問合せ下さい!!
お問い合わせフォームはこちらから
↓ ↓ ↓
https://tenryojutaku.com/contact/※中津モデルハウスはご連絡頂いてからすぐに見学が出来かねる場合がございますので、申し訳ありませんが余裕をもってご連絡頂けますと幸いです。お待ちしております!

日田市モデルハウス
本日もご覧いただきましてありがとうございましたm(__)m♪
コメント