資料請求
お問合せ
Blog

耐震等級3とは?安心な家に住むために【2023年度最新版】

2023年6月15日

耐震等級3とは?安心な家に住むために【2023年度最新版】

 

こんにちは。

日田市の工務店(有)天領住宅です!

本日は耐震等級3について詳しくご説明します。

日本は地震大国です。

しかし、もしもの時は大切なご家族や家を守りたいですよね。

その為に家づくりを始める前に耐震等級について知っておいて頂きたいことを

まとめましたので、ぜひ最後までごらんください!

 

 

【contents】
〇耐震等級3とは?
〇耐震等級3のメリットとは
〇耐震等級3に必要な費用
〇耐震等級3は必要なの?
〇耐震等級3と、耐震等級3相当との違いは
〇耐震等級3のQ&A
まとめ

 

〇耐震等級3とは?

耐震等級3とは「住宅の品質確保の促進等に関する法律(品確法)」によって定められた地震に対して倒壊・崩壊のしにくさを表示したもので最も高い等級のことになります。
品確法で定められている耐震等級は3段階のランクが制定されており、数字が高いほど建物の耐震が高くなります。
震度6強から震度7の大地震が起きても、軽い補修程度で住み続けることが出来る建物となり、災害時や救護活動の・災害復興の拠点となる警察署や消防署などが耐震等級3で建てられています。
耐震等級1が建築基準法の耐震性能、耐震等級3は耐震等級1の1.5倍です。

 

 

〇耐震等級3のメリットとは

・資産価値が高い家として認定される
住宅性能評価制度を受けていることで、第三者機関が確認しているという信頼も得る事ができます。
認定を受けているという事は、安心して暮らすことができる最大のメリットになりますね。

 

・地震保険の保険料が最大50%割引になる
下記資料のいずれかの提出が必要となります。
①品確法に基ずく「住宅性能評価書」
②耐震診断による耐震等級の評価指針に基ずく「耐震性能評価書」
③長期優良住宅の認定申請の際に使用された品確法い基づく登録住宅性能評価機関が作成した「技術的審査適合証」または「長期使用構造等である旨の確認書」
④「認定通知書」などの長期優良住宅の普及の促進に関する法律に基づく認定書類及び「設計内容説明書」など耐震等級を確認できる書類
なお、地震保険は単独では加入できず火災保険とセットでの加入となります。

・フラット35なら金利優遇が受けられる
耐震等級3を取得していると、金利Aプランという最大優遇が適用できます。
金利Aプランでは借入金利から0.25%の金利割引が10年間受けられます。経済的メリットが高いです。

 

 

〇耐震等級3に必要な費用

耐震等級3の家を作るには、住宅性能評価機関という専門機関で行われる認定を受ける為に「構造計算」(許容応力度計算)や「品確法」を作成・認定が必要です。

・「構造計算」
相場は20~40万円とハウスメーカーによって様々。
長期優良住宅や性能評価の住宅はプラス5万円ぐらいになることもあります。

・「品確法」
書類作成の相場は10万円~40万円
構造計算を行った結果を、第三者機関である住宅性能機関へ提出・認定をもらうことで「耐震等級3」となります。

・「耐震補強工事」
一概に相場は言い切れませんが、おおよそ数十万円~、プランによってはもっと費用が上がる可能性もあるのでハウスメーカーとしっかり打ち合わせをしましょう。

 

 

〇耐震等級3は必要なの?

耐震等級3の認定を受ける為に耐震等級1に比べて数十万円上がると言われていますが、費用がかかるのに耐震等級3が必要なのかと思いますよね。
結論から言うと、繰り返し地震があっても住み続ける為には必要です。

耐震等級1は大地震が起きた時、家族の命を守ることは出来ます。
しかし地震の被害を受けたことで住めなくなり、ローンが残っていたとしても解体して立て直さなければいけません。

2016年の熊本地震では震度7が2回きました。
その時、倒れずに住み続けることができたのが耐震等級3で建てられていた16棟です。

これから先、大地震が来ないとも限りません。
家を建てる前にしっかり検討しましょう。

 

〇耐震等級3と、耐震等級3相当との違いは?

耐震等級3相当とは、第三者機関に認定を受けているか受けてないかの違いになりますが、その中でも2種類あります。

一つ目は、使用規定で等級1の計算に耐力壁を1.5倍に増やしただけの場合。

建築基準法では耐震等級3は耐震等級1の1.5倍ですが、耐力壁を1.5倍に増やしたからと言って建物全体が1.5倍になったわけではないので注意が必要です。

 

二つ目は、性能表示計算をして耐震等級3だが申請をしていない為に耐震等級3相当と真面目に伝えている場合。
こちらは、耐震等級3の計算をしっかりしていれば申請をしていないだけですので、耐震等級3といえるからです。

耐震等級3と耐震等級3相当は違うので、施工会社に建てる前にどのような計算をしているのかの見極めが大切です。
施工会社に確認しましょう!

 

 

〇耐震等級3のQ&A

Q:耐震等級3のデメリットはないの?
A:間取りの制限がある為、吹き抜けや柱のない大きな空間は作ることは、難しくなります。
また、申請や補強工事に費用がかかります。

Q:耐震等級2では地震から家を守れないの?
A:耐震等級2は、数百年に一度の大地震(熊本地震や阪神淡路大震災)が起きても補修工事程度で住み続けられるという基準です。
しかし、熊本地震では、耐震等級2の建物でも倒壊したと国土交通省がまとめた報告がありました。
ですので、今後大きな地震が起こることを想定するのであれば、耐震等級3の家を検討されることをおすすめいたします。

Q木造住宅は耐震性能はどうなの?
A:一般的な住宅程度の大きさならしっかり設計すれば、鉄筋コンクリート造やRC造と比べても優劣はありません
木造住宅は、鉄骨造住宅やRC造住宅と比べると圧倒的に重量が軽い為、揺れによる影響を受けにくいという特徴があります。
また、どの構造でも言えることですがしっかりした施工とメンテナンスを行うことがとても大切です。

 

まとめ

耐震等級3についてご説明してきました。
耐震等級1でも「命を守る」ことはできます。
しかし数十年同じ家に住み続ける事を考えると、高い耐震等級を選択する事をおすすめします。

費用はかかりますが、地震保険やローンの割引などのメリットもありますのでぜひご検討ください!

天領住宅では無料で、家づくりのご相談をお受けしております。
耐震等級についても、しっかりご説明いたしますのでご安心ください!

本日もご覧いただきまして、ありがとうございました。

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました