こんにちは。
いつもご覧いただきましてありがとうございます!
本日は、ハウスメーカーでは当たり前のように聞くようになりました「高気密・高断熱住宅」についてご説明したいと思います。
「高気密・高断熱住宅」と通常の施工の違い、なぜ良いと言われるのかをデメリットも含めて詳しくご説明しておりますので、ぜひ家づくりのご参考にされて下さい(^^♪
contents
〇高気密高断熱住宅とは
〇高気密高断熱メリット・デメリット
〇高気密高断熱は必要?
〇ローコスト住宅で高気密・高断熱住宅は建てられる?
〇まとめ
〇高気密高断熱住宅とは
高気密高断熱とは・・・
「断熱」・・外部からの熱を、断熱材や断熱性能の高い窓を使用して、家の中と外から伝わりにくくすること。
「気密」・・家の隙間を出来るだけなくし、外気からの影響を受けにくい家にすること。
高気密高断熱住宅は、隙間が少なく家全体を密閉・保温する為光熱費もおさえられて、一年中快適に過ごすことができると言われています。
〇高気密高断熱のメリット・デメリット
次に「高気密・高断熱住宅」のメリット・デメリットを詳しくご説明します!
メリット
・省エネな暮らし
高気密・高断熱住宅は、少ないエネルギーで快適な空間を作ることが出来る為省エネにつながります。
電気や石油の価格が高騰する中、最小限のエネルギーで快適に過ごすことができれば家計にも環境にも優しい暮らしにつながります。
・温度差が少ない暮らし
高気密・高断熱住宅は、家全体を密閉しているので部屋ごとの温度差が少なく、寒暖差による体調不良を予防できます。
人間は寒暖差によって体温調節をしようと自律神経が過剰に働くことで、ストレスや疲労が溜まってしまいます。
また、急激な温度差による「ヒートショック」も予防することができるでしょう。
・結露の防止
透湿性ある断熱材を隙間なく施工することで、壁の中や天井に発生する可能性がある内部結露も防ぎます。
良い断熱材を施工すると、コストアップしてしまいますが、内部結露が発生していまうと断熱材だけでなく、木材にもカビが発生しシロアリの被害にも繋がりかねません。
後から補修したり施工し直すには、コストも手間もかかります。
ぜひ長く快適に住むことを前提に考えていきましょう。
デメリット
・高気密高断熱住宅で不健康になる?
高気密・高断熱住宅で家を建てて一年中快適に過ごせるはずなのに、不健康になりたくありませんよね。
それには、高気密・高断熱住宅の換気システムが重要になります。
平成15年に高気密・高断熱住宅には、「24時間換気システム」が義務化されました。
今建てられる家には、必ず24時間換気システムが設置されています。
だだし、きちんと換気できない機械でも設置していることになり、設置した後のフィルターの掃除やメンテナンスが出来ておらず、換気が十分出来ていないことも多いようです。
そうなると、高気密・高断熱住宅はどうなるかと言うと・・・
・睡眠の質が落ちるリスクが高くなる
家の中の二酸化炭素濃度が上がり、酸素が薄い状態で寝ることになる為に睡眠の質が落ちる。
・アレルギー疾患のリスクが上がる
換気が出来ていないという事は、ほこりが充満してダニが繁殖するためハウスダストの原因になることも。
ハウスダストは床に溜まるので、大人より背の低い子供達に影響が出る事もあります。
ですので換気不良にならないように、フィルターのメンテナンスを月に一回は行ったり、機械が故障していなか点検し、故障していれば業者に修理を依頼しましょう。
大切な家族や家を守る為に手間のかかる事ですが、気を付けて頂けたらと思います!
〇高気密高断熱は必要?
デメリットを見ると高気密・高断熱住宅は必要なのかなと考えてしまいますが、本当はどうなのでしょうか。
やはり省エネで夏は涼しく冬は暖かく快適にすごせる家は、長く住み続ける事を考えると必要ではないでしょうか。
デメリットを正確に理解して、対策や予防を適切に行えば快適に過ごすことが出来ると思います!!
24時間換気システムや断熱についてその会社はどのような仕様になっているのか、しっかり施工会社に確認して家族が快適に過ごせるマイホームを作りましょう!
〇ローコスト住宅で高気密・高断熱住宅は建てられる?
ローコスト住宅で高気密・高断熱住宅を施工する会社もあります。
ただし、以下の事を検討して依頼するかどうかを決める事をおすすめします!
・断熱・気密を重視した家づくりを行っているのか確認する。
断熱性能を表す「UA値」を確認する。
地域によってことなりますが、弊社のある大分県では断熱性能「UA値0.6以下」を推進しているようです。
気密性能は「C値」を確認してください。
数値が低いほど、家の隙間が少ない家という事になります。
1以下できれば0.7ぐらいだと安心だと思います。
・性能の低い断熱材を使用される可能性がある。
断熱材には「熱伝道」「対流熱」「放射熱」を遮断する役目がありますが、「熱伝導」の数値が低ければ「断熱効果が高い」となり、熱伝導率が低いものほど価格が高くなります。
・窓からの熱の出入りも考慮する
そして、窓も高気密・高断熱に対応した複層ガラスやペアガラスを採用されてることも高気密・高断熱住宅を実現するには大切です。
窓から夏は75%室内に外の暑さが入ってきて、冬は50%が窓から室内の暖かい空気が逃げてしまします。
ですので、どんな窓を取り付けるかも大事になってきますね。
ローコスト住宅で新築を建てると初期費用は抑えられます。
初期費用が安くすむことは、大きな魅力です。
しかし、住み続けるということはランニングコストもしっかり頭に入れておかなければいけません。
家は建てたら終わりではなく、建ててからが長く断熱性能や気密性はランニングコストに大きく影響してくると思います。
また、ローコスト住宅で高気密・高断熱を叶えるとなると追加費用がかかる可能性もありますので、数社に相見積もりも検討して長い目で見ていきましょう!
〇まとめ
高気密・高断熱についてご説明しました。
高気密・高断熱住宅だから大丈夫!で判断せず、「C値」や「UA値」の数字を施工会社に確認したり、その会社の施工技術や実績なども考慮しながら、高気密・高断熱住宅を建てる技術があるのか見極めることも大切です!
(有)天領住宅では、しっかりした施工技術で高気密・高断熱住宅を施工しております。
断熱は「現場発泡ウレタンフォーム断熱」を使用しております。
構造体が温度変化や劣化による伸縮を起こしても接着部分は柔軟に対応します。
長年にわたり、剥がれてしまったり隙間が発生することもありません。
環境にも優しく、しっかりとお客様の家を守ります。
気密性も家一軒に対して名刺一枚分の隙間しかない国際基準を上回る気密性の高い家を施工しております。
気密性が高い家を造れるという事は、断熱材もしっかり隙間なく施工できる技術があると言えます。
施工後のアフターサービスも整っておりますのでご安心下さい!
「住み心地」や「ランニングコスト」も考えた家づくりの無料相談、日田・中津市で弊社モデルハウスの内覧見学を随時受付中です。ぜひお気軽にお問い合わせください!!
本日もご覧いただきましてありがとうございました。
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