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☆今週のブログ☆「迷わない!注文住宅の外壁選び!」

2023年8月25日

☆今週のブログ☆「迷わない!注文住宅の外壁選び!」

 

こんにちは。

いつもご覧いただきましてありがとうございます!

今回は「家の顔」とも言われています、「外壁について」解説していこうと思います。

家の第一印象ともいえる外壁選びに悩まれる方は多いと思います。
お住まいの地域によっても採用できる素材も違いますが、ポイントは5つです!

・初期コスト
・劣化度
・耐用年数
・デザイン
・家づくりでの優先順位

軽くて劣化しにくく耐用年数が長い外壁が、数十年後のメンテナンスコストにも影響してきます。

 

そして、外壁選びと同じぐらい大事な事が、壁内環境もとても大事になってきます。

壁内環境とは…
・雨漏れ侵入を防ぐ
・壁内結露
・構造材の劣化度を防ぐ

室内から外へ湿気を排出し常に乾燥していることが構造的な劣化を防ぐことになります。
それに対応するのが「胴縁工法」となります。
水を通さず湿気のみ通す透湿防水シートを張り、その防水シートと外壁の間に「通気」を設け外壁を「呼吸」させてあげる。
そして気密性の高い家にすることで壁内環境もよい家になります。
※弊社仕様の場合です

これらの外壁選びのポイントを参考に、近年の家づくりで人気の「外壁材」の種類や、それぞれのメリット・デメリットをまとめてみましたのでぜひご参考にされてください!!

 

Content
①窯業系サイディング
②ガルバリウム鋼板
③塗り壁
④タイル
⑤木製サイディング
⑥焼杉
⑦樹脂系サイディング
⑧ALC
〇まとめ

 

 

①窯業系サイディング

・トップシェア70%。原料はモルタルに繊維を混ぜて固めたもの。
メリットはコストがかかりにくい、デザインが豊富になっている。

・デメリット
〇シーリングの経年劣化(サイディングの継ぎ目)
サイディングは同じサイズの物を貼っていくのですが、そのサイディングとサイディングの境目に施工されるシーリングが、雨・湿気・経年劣化で亀裂が入ったり汚れたり、剝離します。
これは立地環境によっても異なりますが、雨風にさらされているため仕方のないことだと考えます。
弊社では、サイディングの継ぎ目が柱と重なるような施工をしているので
剥離してもすぐには雨漏りなどしないような施工をしております。
もちろん防水シートもはっています。

〇サイディングのローグレードの物はでメンテナンスが早めにが必要になる事も。
高耐久15年の物を選ばないと色が変わってきたり剥がれたりしてくる。
塗膜保証がないものもあるので、注意しましょう。
メンテナンスが早まる原因は、素材だけでなく湿気の多い土地であったり交通量の多い場所だったりします。
外壁の汚れなどが気になる方は、光触媒で水で汚れが落ちたりコーチング

■窯業系サイディングQ&A
Q①保証があるから、大丈夫はほんと?
A:厳密に言うと何があっても絶対大丈夫とはいえない。
家が建っている環境や気候の影響があるため絶対とは言えない。
製品の質を見極めるための判断材料の一つとしてとらえて、自分達に一番合うものを選びましょう。

 

Q②窯業系シーリングレス外壁はどうなの?
A:窯業系のシーリングレスデザインの外壁もあります。
デザイン的にシーリング(継ぎ目)がないのでスッキリと見え、キレイで見栄えは良いですが窓の回りはシーリングが施工されるので完全にシーリングにはできない。
また、シーリングは外壁の地面も動くしそれに外壁も動くのでその緩衝材的な役割も果たしているのでどうしてもシーリングレスが良い方以外はあまりお勧めはしません

 

Q③濃い色は夏暑くなる?
A:表面温度は暑くなるが、外壁材の色によって室内がとても暑くなることはしっかり断熱された家であれば外壁の色によって変わることはありません。
また濃い色の外壁であれば、汚れが目立ちにくいというメリットもあります。が、白い色の汚れは気になるかもしれません
中間直ぐらいが目立ちにくいとは思いますが、どうしても年月が経つと汚れが目立ってきますので、セルフクリーニング出来る外壁材ならば雨水や水をかけてあげることで汚れを落とすことができます。

Q④家が安っぽく見える外壁デザインは?
A:外壁で家のデザインが大きくかわります。安っぽく見える外壁は凹凸のない壁面を2色の外壁で貼り分けたり、まったく違う不自然なツートンカラーの外壁を貼ったりするとどうしても安っぽくなりがちです。

出来れば一色の外壁でまとめる、2色使う場合は凹凸のある場所で色分けをすると安っぽくはならないと思います。

 

②ガルバリウム鋼板(金属系サイディング)

・鉄板にアルミニウムを55%、亜鉛を43.4%、ケイ素を1.6%の割合で吹き付けてメッキしたもの
平らなトタンの様な形状や、凹凸の間隔は様々でカラーバリエーションも豊富です。

よく使用されるのが屋根材として使われていましたが、最近はシンプルでスタイリッシュなので外壁材としても人気がある。
シーリングの継ぎ目もない、軽くて耐震的にも強いとされて錆びることもありません。
デメリットとしては、初期費用が少し高くなります。

ガルバリウム鋼板はまた、シーリングがないのでメンテナンスが必要ないと思われがちですが、こちらも窓回りはシーリング施工になりますので、耐久性のあるものをえらびましょう。

 

③塗り壁

・土、珪藻土、モルタルなどを塗った壁
仕上げ方法も豊富で洋風から和風など、塗壁独特の風合いが特徴です。シーリングの継ぎ目もなくスッキリとおしゃれに見えます。

デメリットは、初期コストが高い事と汚れが付きやすく弾性が少ない素材だとひびが入りやすくなる。
しかし、最近は、汚れもつきにくく落ちやすい素材もありますので選ぶ素材で変わってきます。
また仕上げるのに手間がかかる為、工期にも時間がかかります。

工期も長くなり汚れもつきやすですが、あえて経年劣化を味わいながら塗り壁の良さを楽しみながら暮らすことも良いかもしれません。

 

④タイル

石や土、粘土を焼き固めた外壁材で耐久性が高く高級な材料です
マンションはこちらを多く採用しています
メリットは、耐久性が非常に高いことと、表面の汚れが付きにくいので長期にわたりきれいな状態を維持できることです。

デメリットは初期コストが高い事です。
タイルはメンテナンスが必要ないと言われる事もありますが、どんな素材でも劣化はしますし、完全にノーメンテナンスという事はあり得ません。
またタイルは表面はきれいに見えても目地や下地の劣化、タイルの破損もありますのでこちらもメンテナンスは必要です。

⑤木製サイディング

・無垢の木の外壁材
他とは違う雰囲気がありデザイン性と経年による味わいが出てくる為人気の外壁でもあります。
ただ白化、腐食などが起こるのでメンテナンスに費用がかかります。

ただデザインはとてもオシャレなので、外壁の一部だけ木質系サイディングにしたり、耐久性や防火性にすぐれた塗装がされたモノもあるので検討してみてはいかがでしょうか。

 

⑥焼杉

杉板を焼いて表面を炭化させた素材です。
瀬戸内地方で昔はよく使われていたようです。
独特の風合いがありオシャレで、炭になっているので表面の劣化が少なく傷んだ部分だけ取り換えることができることもメリットでしょう。

デメリットとしては、コストが高く炭なので衝撃には弱いです。施工中に炭の粉が舞ってしまいますが、郊外での施工には向いていると思います。
また防火性能が低いので、防火地域では建てるのが難しいかもしれません。
デメリットの許容が可能で、焼杉のデザインが好きで郊外に施工できる方であればお洒落な雰囲気のある家になるので良いかと思います。

 

⑦樹脂系サイディング

塩化ビニル樹脂が主原料に使用されているのサイディングで、凍害や塩害でも耐えられるほどの非常に耐久性が強い外壁材です。

ただしコストが高く施工できる施工業者が少ないために、日本ではあまり普及されていません。
採用したい場合は、樹脂系サイディングの施工ができる住宅会社を探してみましょう。

 

⑧ALC

無数の気泡を含んだ特殊な軽量コンクリート外壁です。
防火性、耐火性に優れた外壁材で耐久性や防音性にも富んでいます。

工場で規格生産されているパネルを現場で組み立てるため、施工期間が短いこともメリットと言えます。

デメリットとしては、他の外壁材よりコストがかかること見た目が地味になること。
また気泡が多い分耐水性能がコンクリートなどより劣る為、しっかり防水加工されている建材を選ぶことが重要です。

 

〇まとめ

様々な外壁の素材をご紹介してきましたが、いかがでしたか?

外壁はずっと外にあるものですので、立地条件や天候によっての汚れや劣化はどうしても避けられないものです。
初期投資を掛けて30年保証の外壁を選び、30年きれいだったとしても、その後はどうでしょうか。その後もきれいのままとはいいきれません。

家づくりは、外壁だけではなくトータルで決めていかなけらばなりません。限られた予算の中でどこを優先順位に決めるのか、です!
お客様の中で何が一番こだわりたいのか、こだわらなくても良いのかを見極めて外壁も決めていきましょう。
素材についても調べてみるのも良いと思います!

分からないこと、立地との兼ね合いなどは依頼する施工会社にぜひ遠慮せずご相談ください!
施工会社は、立地によってアドバイスできるだけの施工数を経験していると思いますので、色々聞いてみましょう。

 

天領住宅では、さまざまな外壁の施工に対応可能です!
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本日もご覧いただきましてありがとうございました(^^♪

 

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