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☆今週のブログ☆失敗しない注文住宅窓選びのポイントについて

2023年7月13日

☆今週のブログ☆失敗しない注文住宅窓選びのポイントについて

 

こんにちは!

いつもご覧いただきましてありがとうございます!

本日は窓についてご説明いたします。
家づくりにおいて窓選びはとても大切です。

なぜかと言うと、家は窓から熱の出入りが大きいからです。
冬だと58%が窓から逃げて、夏だと73%が窓からは入ってきます。
(※例アルミサッシ+ペアガラスの場合)
こうなると冬は寒くて夏は暑い家となってしまします。

資料:リクシルカタログより出典

せっかく建てたマイホームがそうならない為には窓の大きさや形ではなく、どんな窓を選んだ方が良いのか詳しく解説しておりますのでご参考にされてください!

 

見出し
・サッシについて
・ガラスについて
・スペンサーについて
・窓選びのQ&A
・まとめ

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窓のパーツごとにご説明していきます!

サッシについて

サッシはこの3種類になります。

①アルミサッシ
②アルミ樹脂複合サッシ(半樹脂、アルプラとも言います)
③オール樹脂サッシ

 

資料:リクシルカタログより出典
(アルミ樹脂複合サッシの画像)

・窓は家の中でも熱の出入りが激しい場所で、サッシは窓の中で一番温度が下がる場所になるので、どんな家に住みたいかによりますが、快適に過ごす為には断熱性を考えて選ばれる事をおすすめします。

・サッシは結露しやすい場所
サッシが結露するという事は壁の中も結露している可能性も考えられます。結露が壁の中まで発生すると、材木が腐り家に大きなダメージをあたえかねません。

・アルミサッシ・アルミ樹脂複合サッシと比べるとやはりオール樹脂サッシは結露しにくいサッシといえます。
ただし周囲の環境、室内の湿度によっては絶対に結露しないとはいえませんので、結露が発生しずらい空間にすることも大事です。

 

ガラスについて

次にガラスについてご説明します。

ガラスは以下の種類があります。
ガラスは仕様する枚数で違ってきます。

1.シングル…1枚のガラス板
2.ペア(複層)ガラス板2枚…2枚のガラスの間に中空層があるもの。ガラス面の冷えを防ぎます。3.Low-Eペアガラス…2枚のガラスの内側に中空層と特殊金属膜をつけ断熱性能をアップしたもの
4.Low-Eトリプルガラス…3枚のガラスと内側に特殊金属膜があるので

熱の出入りをよりおさえられるガラス


資料:リクシルカタログより出典

やはり一番いいのはどう見てもLow-Eトリプルガラスですね!
しかしトリプルにするとコストが一気に高くなるので費用対効果を考えると、それほど寒くない地域ならLow-Eペアガラスでも良いのかなと思います。

・ガラスは表面温度が上がりにくい
また窓で一番温度が下がるのがサッシで、2番目が外側スペーサーで最後がガラスです。
ガラスは最も冷えにくい場所なのでコスト面で考えると、Low-Eペアガラスがちょうどいいのではないかと思います。

・ガラスの中空層にはアルゴンガスが最適?
性能でいくと、空気→アルゴンガス→クリプトンガスと高くなっていきます。
もちろんクリプトンガスが一番断熱性能は良いのですがコスト面で考えると、空気からアルゴンガスに変更すると費用は数万円アップしますが、断熱性能が1~2割はアップするのでアルゴンガスでも良いと思います。

 

スペーサーについて

次にスペーサーについてご説明します。

ペアガラス(トリプルガラス)のガラス間の隙間を一定に保つように、またガラス間に入っているガス(乾燥空気)を逃がさない為の重要な役割を果たしています。

スペーサーの種類はアルミか樹脂の2種類です。

コスト面ではアルミが良いですが、樹脂スペーサーに変更しても家全体で数万円アップする態度ですので、オール樹脂サッシやアルミ複合サッシを使われる時は樹脂スペーサーが良いのではないかと思います。
スペーサーをアルミにした場合、樹脂サッシを選んだとしても窓ガラスに結露が発生することがありますのでしっかり検討したり、施工会社にご相談ください。

 

窓についてQ&A

①そんなに寒くない地域なら窓にこだわらなくてもよいのでは?
サッシを選ぶ基準は、断熱と結露しにくいかどうかです。
あまり寒くない地域でお住まいでも、断熱がしっかりと施工されいない家は開口部(窓)からの熱の出入りは52%です。
せっかく部屋を暖めても、熱は外に出てしまい光熱費もかかってしまいます。
また結露は、カビの原因になり家だけでなく家族の健康にも影響をお越しかねません。
お住まいの地域に合った窓選びをして、一年中快適に過ごせる家を作りましょう!


②樹脂サッシは樹脂で出来ているなら耐久性は低いのでは?
外が樹脂だと劣化が心配になるかと思いますが、「樹脂も色々な種類があります。
樹脂サッシは世界的に使われているサッシです。
ただ、樹脂サッシはアルミと比べて剛性がないため、フレームを厚くする必要があります。サッシが重量化することや、たわみなどが発生するため、大開口のサッシを作ることが難しくなるというデメリットもあります。


③紫外線で変色しない?

紫外線に強いコーティング技術の開発で、耐候性が向上する加工もされています。
気になる方は白色のサッシなら変色しても気にならないと思います。


④準防火地域ではオール樹脂サッシは使えないのでは?
準防火地域とは…都市部の住宅密集地では、燃えにくい家にする義務がある地域のことです。
窓は家事になった場合炎が出入りする場所なので防火窓(網入り窓)の設置が必要になります。
防火窓の取り扱いがないメーカーがありますので、施工会社に確認してみると。

⑤1~4の地域(寒い地域)は窓の断熱性能を上げるのか壁の断熱性能を上げるのかどうちらがよいか?
(※1~4の地域とは…「省エネ基準地域区分」を元に分けられた基準で、1~4とは北海道や青森県、宮城県、栃木県、長野県など比較的寒い地域のこと。)
オール樹脂サッシ+Low-Eペアガラスの家の場合、窓からの逃げる熱は約20%ぐらい外壁からは57%ぐらいです。
という事は窓の断熱上げると壁からの断熱性が下がることになります。
なので窓際の寒さを対策したいのであれば窓の断熱性能を上げて、家全体の断熱性を上げたいのであれば壁の断熱性能に費用を掛かけては以下かがでしょう。

 

まとめ

ここまで窓選びについて、断熱・省エネの目線でお伝えしました。
窓選びで、家の断熱が変わってきますのでより良い選択をしたいですね。

弊社では、標準仕様としてLIXILの「サーモスL」を使用しております。


資料:リクシルカタログより出典

こちらは、室外の耐久性も考えたアルミ樹脂複合サッシです。
アルミと樹脂の良いところを合わせた窓になります!

断熱性を高めるために熱を通しやすいフレームを小さくし熱を通しにくくし、熱が通りにくいガラス面を大きくしています。
そのためフレームと窓枠のラインが重なるデザインで、フレームの面積が狭くなりスッキリとした印象に見えます。
こちらは標準仕様ですが、オール樹脂サッシにしたりとお客様の希望により仕様の変更は可能です!

地域によっては、オール樹脂サッシの方が適した地域や、Low-Eペアガラスにコーティングされている特殊金属膜のカラーを変更して日射熱の侵入を防ぎさらに快適&省エネな空間にすることも出来ますので、弊社スタッフにお尋ねください。

また弊社では、LIXILのショールームにお客様とご同行させて頂き、実際に商品を見て頂きカタログではわかりずらい色や質感などをご確認頂きお客様がご納得された上で施工させて頂きます。
LIXILのスタッフの方の説明も受けられますので安心です!!

窓は後で簡単に変えられないので、家づくりを考える時に工務店任せにせずにしっかり選択し、分からない場合は気兼ねなくご相談下さい。

本日もご覧いただきありがとうございました(^^♪

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