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☆今週のブログ☆最強の暖房器具は?2023冬

2023年11月17日

☆今週のブログ☆最強の暖房器具は?2023冬

 

こんにちは。

日田市の工務店 (有)天領住宅です。

10月までは汗ばむような日がありましたが、ここ数日でやっと冬らしい寒さが感じられるようになってきました。

 

新築戸建てをお考えの方によくあるお悩み、暖房器具は何が一番暖かく過ごすことができコストパフォーマンスにも優れているのか。

今回は「最強の暖房器具は?!2023」と題しまして暖房器具についてお伝えしていきます!

ぜひご覧ください☆

 

contents
・戸建てが寒いと感じるのはなぜ?
新築戸建て設計段階で出来る寒さ対策
・戸建てにおすすめ暖房器具
・最強の暖房器具は?
まとめ

 

 

戸建てが寒いと感じるのはなぜ?

戸建住宅は寒いと言われる理由は、断熱性のが低い事が大きな原因だと思います。
また、戸建て住宅はへやも広く階段や吹き抜けがあると暖かい空気は上にたまりやすいので、暖かい空気を下へ送れるように空気の流れを作る事や、気密性も高める事が大切です。
断熱性能を高めて、気密性のある家なら室内の熱が外へ逃げないので暖かい家になります。

 

新築戸建て設計段階で出来る寒さ対策

新築戸建ての設計段階で気を付ける寒さ対策は、方角や日射熱をどれだけ考えながら家を建てるかです。

冬場、南向きの窓からの太陽光は天然の暖房と言えます。
南に面した窓を配置することで、太陽の光を室内にたっぷり取り込み部屋を暖かくできます。
高気密・高断熱住宅であれば、室内の熱を逃がしにくいので暖かさが保てます。

夏場に関しては、太陽の位置が冬場に比べて高くなるので、軒の奥行きを広くして太陽の光が室内に直接入らない様にしたり、窓の外に広葉樹を植えた日陰を作ったり、直射日光を遮断し涼しくします。
自然のエネルギーを最大限に活用する事ができる土地や間取り、方角を踏まえた設計することも大事です。

 

戸建てにおすすめ暖房器具

自然のエネルギーを取り込むことはもちろん、それだけでは真冬はさすがに寒いので、おすすめの暖房器具をご紹介します。

 

①エアコン

エアコンは短時間で効率よく室内を暖めることができ、電気で動くためお子様のいる家庭も安心です。最近は省エネ機種も様々でているので電気代を抑える効果も期待できます。
そして、エアコンの最もメリットといえるのが夏場でも使用できるというところです。
デメリットは、室内が乾燥しやすい為加湿器との併用が欠かせないところです。また、気密性・断熱性の低い住宅では室内の温度を一定に保ちにくい為電気代が多くかかってくる可能性もあります。

 

②床暖房

日田のように底冷えするような寒い地域では、床暖房もおすすめです。
「温水式」と「」電気ヒーター式の2種類があります。床暖房はあたたまった床に直接足が触れてあたたまる【伝導】と、床全体が温まる事で熱が部屋全体放出される【ふく射熱】の効果が得られることが特徴です。
空気も乾燥せず温風でホコリが舞うこともありません。
また燃料を燃やすこともないので、火事の心配や臭いもありませんので安心です。
とても快適に過ごせる床暖房ですが、導入するのにメーカーにもよりますが初期費用が高額になる点がデメリットではないかと思います。
また床暖房の方式や、設置場所の面積や温度、仕様状況によってランニングコストも変わって来るため事前にしっかり確認しておりましょう。

 

③全館空調システム

全館空調とは、以前ブログでも書いたことがありますが床下や天井などに機械を設置してダクトなどを通して空気を循環させ、家全体を暖めたり冷やしたりして24時間365日快適な温度を保つシステムです。
どの部屋にいても温度差がないためストレスがなく、ヒートショックや熱中症の予防にもなります。
全館空調システムは空気をきれいにして家中に循環するので、常にきれいな空気の中で過ごすことができます。

弊社のモデルハウスは、全館空調システムですので夏涼しく冬は床からポカポカと暖かいです!

デメリットはこれも高気密・高断熱住宅でないと全館空調の良さを体感できません。
そして、導入時の初期費用が高額なこともデメリットでもあります。

 

➃石油ストーブ・石油ファンヒーター

灯油を燃焼させた放射熱で温める事ができ、石油ストーブは同時にやかんを置けば加湿もでき良い暖房器具といえます。

そして、電気が止まってしまう災害時でも使用できるメリットもあります。

デメリットとしては燃焼時のニオイや家事のリスクも考えられます。
また、高気密・高断熱住宅での使用はおすすめできません。
室内の空気を取り込んでガスを燃やし熱を作る仕組みなので、どうしても二酸化炭素や有害な燃焼ガスが排出されます。
一酸化中毒になるリスクもあり結露も発生しやすいので、使用は控えた方が良いでしょう。

 

⑤蓄熱暖房機

蓄熱暖房機は、深夜電力で暖房機を暖めて翌日蓄えた熱を放出するという暖房です。

仕組みは、蓄熱暖房機の内部にあるレンガを暖めて放出して部屋を暖めます。電気を使った暖房器具なので、空気が汚れる事もなく乾燥の心配もありません。
小さな子供さんにも安心です。
また、蓄熱暖房機は輻射熱を放出します。
輻射熱とは遠赤外線で伝わる熱のことで、薪ストーブや床暖房なども同じ輻射熱です。
エアコンのような温風が体に当たることなく、陽だまりの中にいるような温かさを感じる事ができます。
朝起きればすでに部屋がぽかぽか暖かい状態で快適です。

注意点は、気密性・断熱性が低い家だとお温めた空気が逃げてしまい効果が期待できないことになります。

他には、蓄熱暖房機はレンガが中に入っているのでかなりの重量になりますので、床の施工も重さに耐えられるものにする必要があります。
しっかり補強した床と高気密・高断熱住宅を建てることが重要になってきます。

他には、蓄熱までに時間がかかることや、温度調節が細かく設定できない、床の上に設置するのでスペースの確保が必要です。

 

⑥薪ストーブ

弊社でも施工することがある薪ストーブは、北欧の家でも多くみられるように一台でも家全体を暖める事ができる暖房器具です。
薪ストーブは薪をくべて燃やし部屋を暖めるだけではなく、薪が燃える様子をガラス越しにみて視覚的にも癒されることで人気です。
お湯も温めることができて、熱風を感じることもないので心地よく過ごせます。
薪ストーブは「対流式」と「輻射熱式」などいくつか種類があります。

デメリットは、温まるまでに時間がかかることや煙突掃除や薪の確保や薪を置いておくためのスペースも必要です。
また、薪ストーブは煙やにおいが出る為、家を建てる場所によっては周辺に迷惑がかからないか施工会社や周囲の方と相談する必要も出てくる可能性もあります。

 

最強の暖房器具は?

ここまで暖房器具についてお伝えしてきましたが、初期費用とコストパフォーマンスを考慮してお伝えすると、暖房器具はエアコンと断熱性の高い窓そして太陽だと考えます!

冬場、室内の熱の放出が一番大きいのが窓からです。
窓から逃げる熱の割合は全体の58%とも言われています。
窓を断熱ガラスにして断熱性の高いサッシを選び、窓からの熱の放出を遮断しましょう。

そして夏でも利用でき省エネもできるエアコンで部屋の中を暖めます。
乾燥が気になる場合は、健康の為にもしっかり加湿器を使用しましょう!

さらに大切なのは、自然のエネルギーを上手く利用した高気密・高断熱住宅の家にすることだと考えます。
「自然のエネルギーを上手く利用する」とは、自然の光や風が上手く取り入れられるように家の造りや間取りを工夫することです。
【パッシブデザイン】とも言います。

器具で熱をつくることも快適に過ごすためには大切ですが、光熱費や住み心地を考えると太陽の熱を利用して、「明るく、暖かな家」を叶えてみてはいかがでしょうか!

 

まとめ

様々な暖房器具を比較・検討してきましたが、ご自身の生活に合うものはありましたか?

家づくりにおいて何を重視するのかは価値観によるので、いちがいに判断できないところではあります。

コストを重視するのか、365日快適に過ごすことを重視するのか、生活スタイルや家族構成、など判断基準はさまざまなので、ご自身が一番快適に過ごせそうな暖房器具を選択してみて下さい!

家づくりを依頼する施工会社に、相談してみることもおススメのします。
「こんな生活がしたい」「これはあまり好きじゃないがどうしたらいい?」
せっかく家づくりをするのでしたら後悔のないように積極的に相談してみてください!!

 

弊社では、標準仕様を高気密・高断熱住宅で施工させて頂いております。
窓はリクシルの「ハイブリッド窓」を使用します。

弊社の建売住宅「サニープレイス2」で気密測定を実施したところ、国際基準を上回るという結果になりました。
わかりやすくお伝えすると、家一軒に対して名刺一枚分のしか空気が通る隙間がないということになります。

空気が通り抜ける道が少ないという事は、外気を遮断し光熱費も抑えられるランニングコストの高い家ということになります。

そして【パッシブデザイン】を取り入れた間取りで、『夏は涼しく冬は暖かい家』を設計しております!

弊社の断熱については、ブログやカタログ、お問合せ頂けますと詳しくご説明させていただきます。
ぜひご興味がございましたら、お気軽にお問合せください!
どうぞよろしくお願いいたします。

本日もご覧いただきましてありがとうございました(^^♪

 

 

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