こんにちは
いつもご覧いただきありがとうございます♪
快適な暮らしの中で必要不可欠なものの一つとして挙げられるのが「夏は涼しくて、冬は暖かい」暮らしだと思います。
そんな暮らしを叶える為に大切な事の1つが、「どんな断熱材にするのか」です!
家を建てた後も何十年も暮らす事を考えると、とても重要な選択になってくると思います。
色々な断熱がありますので、家づくりやハウスメーカー選びのご参考にされてください!
・断熱とは
・断熱材施工の違い
・断熱材種類
・その他(天領住宅独自の断熱)
・まとめ
断熱とは…
断熱とは、断熱材を建物の内部に入れることで、外気の熱の出入りを遮断するものです。
寒い季節は室内の熱が逃げないようにして、暑い季節は外気の熱を遮断して、家の中で快適に過ごせるようにする為の工事です。
壁の中で外から見えない部分ではありますが、しっかりとした断熱工事を施工することで、外気との無駄な熱交換を無くし温度差の少ない快適な家にすることが出来、冷暖房費のコストダウンにもつながる重要なものになります。
断熱材施工 2種類の違い
木造住宅の断熱工法は主に充填断熱工法と外張り断熱工法の2つに分類されます。
■外張り断熱
ボード状の断熱材を柱や梁などの構造躯体の外側に張って、木造住宅全体を包む方法です。
全体を包むため一年中を通して、壁全体と室内との温度差が少なくなり結露の可能性が少なくなると言われています。
だだ、断熱材と断熱材の継ぎ目を気密テープでしっかりとめること、外装材と通気胴縁と断熱材をビスで止める時に厚みがあるのでしっかりとした施工が必要、など外装材が年月が経ってもずれないように施工することが大切となってきます。
■充填断熱工法
室内から柱と柱の間に断熱を埋め込むようにする工法です。
現在日本で最も一般的な断熱工法です。
外張り断熱と比べると断熱材の種類も豊富です。
選ぶ断熱材によって性能や価格も変わってきます。
ただし、ハウスメーカーの広い知識と技術力が必要となってきます。
断熱材の種類
断熱材も沢山の種類があり、それぞれメリット・デメリットがあるためこれが一番いいとは言えません。
地域や建物に最適な断熱材を選ぶ事が大切だと思います。
そして、隙間なくきれいに丁度いい密度で、施工ができるハウスメーカーの技術も必要です。
■外張り断熱
主に使われるのは発泡プラスチック系断熱材はポリスチレンフォームやウレタンフォーム、ポリエチレンフォーム、フェノールフォームがあります。
■充填断熱工法
グラスウール・ロックウールなどの繊維系断熱材や、セルロースファイバー・現場発泡ウレタンフォームなど様々な断熱材が使われます。
「発砲プラスチック系断熱材」の特徴は、細かい気泡の中に空気を閉じ込めた断熱材です。
「繊維系断熱材」の特徴は、繊維の素材同士が絡み合うことで空気層を作り、断熱効果を生み出します。
「自然素材系断熱材」の特徴は、吸放湿性が高く調湿効果ができることや、環境や人体への負荷が少ない素材です。しかし、断熱性能の割には高価な素材になります。
ちなみに天領住宅では、この充填断熱工法の「現場発泡ウレタンフォームライトSL‐50a」を標準仕様としております。
その他(天領住宅の断熱について)
弊社標準仕様のウレタンフォームは結露がしやすいと言われている事もありますが、この「現場発泡ウレタンフォームライトSL‐50a」は、湿気がフォーム内を透湿しにくい素材で別途防湿層を設置する必要がないため、コストの削減・工期短縮につながっています。
実際に「日本建築試験研究センター」へ依頼し弊社の建物で検査を実施して頂いたところ、結露はほぼ発生しないという検査結果を頂いております。
ZEH住宅にも対応でき、ノンフロンで環境にも優しい素材です。
他におススメポイントとしては、
01、フォームライトSLは数十倍にも発砲し、どんな形状や厚みにも、細部まで隙間なく密着するので気密性の高い家にできる。
02、フォーム内のほとんどが空気という環境に優しい断熱材で調軽量化を実現し、材料コストでも一般的なグラスウールより坪単価が安いので、コストパフォーマンスの優れた断熱。
もちろん、光熱費も抑えられるので住み始めても家計にも優しい断熱材です。
03、「現場発泡ウレタンフォームライトSL‐50a」は現場で液体を化学反応させて、壁や天井に専門業者が吹き付けて形成していき、断熱と気密工事を完成させていきます。
その分工事の工期も短くすることが可能です。
04、空気と泡の構造を維持できるので、どんな形状にもぴったりと接着します。
家が温度の変化や劣化で伸縮が起きても、接着部分は柔軟に密着し剥がれたり隙間が出来る事もありません。
空気と泡の構造を維持することが出来る為、長期にわたり断熱材としての機能の劣化が少ない素材です。
05、優れた気密性で外部の騒音や気になる家の中の生活音の漏れも気にすることなく過ごすことができます。
06、断熱は正しい技術がなけらばしっかりとした施工ができません。一定以上の施工技術を修めた方に「マスター」認定を行い、現場での施工品質の向上に努めています。
「基礎断熱」と「断熱の上に胴縁」施工
さらに、弊社では基礎部分に断熱材を施工する「基礎断熱」を施します。
基礎はコンクリートで出来ている為、冬場は基礎部分からの冷えが床へ伝わってしまいます。
基礎に断熱を施し床へ伝わる冷えを抑える工程もおこないます。
また、断熱材を施した後にほとんどの家づくりではボードを施工しその上にクロスなどの内装を施しますが、弊社では断熱材の後に幅7.5㎝×厚み1.2㎝の「胴縁」という木の長い板を、一軒につき約500枚を30㎝間隔で貼っていきます。
この工程をすることで、プラスターボードをしっかり固定することができ、耐震に対する強度を高めます。
もしもの地震の場合でも、プラスターボードが剥がれてしまうことを少しでも防ぐことができます。
↑横に等間隔で貼られている板が「胴縁」です。この板も弊社で天日干しし規定のサイズに裁断、カンナをかけ一枚一枚作ります。このひと手間でお客様の大切な家を守ります!!
「基礎断熱」や「断熱の上に胴縁」施工は、他のハウスメーカーさんではあまり見られない工程ですが、弊社では標準仕様で施工させて頂いております。
後からやり直しが簡単に出来ない部分だからこそ、丁寧な下地づくりをしてお客様に安心で「夏涼しく、冬暖かい」暮らしをご提供させて頂きます!
まとめ
2024年1月以降に建築確認を受けた新築住宅の場合、省エネ基準を満たす住宅でない場合は住宅ローン減税を受けられないことになっています。
例えば住宅ローン減税対象の「ZEH水準省エネ住宅」は段熱等性能等級5かつ一次エネルギー消費量等級6である事が必要となっています。
(2025年以降全ての住宅で「断熱等級4」「一次エネルギー消費量4」以上を満たすことが求められている)
ちなみにZEH住宅だと、最低でも壁が90mm・天井が185mmの厚さの断熱が定められています。
だだ、断熱の施工をしていれば良いという事でもなく、ハウスメーカーの技術の違いや推奨する商品の違いもあります。
どのような種類の断熱でも断熱を施していることになるので、しっかり外気から家と家族を守れるものなのかを、お客様側も見極めるていく事が大切になってきます。
ハウスメーカーにどのような断熱を使用しているのか詳しく確認して、実際体感できるのであれば断熱性能を体感することをぜひおすすめいたします!!
弊社のモデルハウス(日田市・中津市)では、断熱性能や気密性を体感できる住宅です。
全館空調・床下暖房で「夏涼しく、冬暖かい家」を実現しています!
日田モデルハウス
↑弊社モデルハウスの壁面は夏は熱気、冬は湿気を排出し結露を防ぐ「アミパネル」を使用しています。
強度と高い剛性を有する粘りの強い面材ですので大変耐震にも優れております。
丁寧な断熱施工がご体感頂けると思います。
ぜひ一度ご来場ください!おまちしております!!
ご来場予約はこちらからどうぞ!
→(お問合せフォーム)https://tenryojutaku.com/contact/
本日もご覧いただきましてありがとうございました(^^♪
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